襲われない自分つくり自分の身は自分で守る!力でなく!普段の動きで強くなる



基本動作

1−1)姿勢/構え

姿勢には自然体と半身体の2つがあります。
自然体は、写真のように肩幅に開いた足を平行にしてゆっくりと立ち、膝は自然のゆるみをもたせます。
重心は、深く吸い込んだ息を大きく口から吐き出しながら、肩を脱力させ、ヘソの下の「丹田」に収まるようにしますと落ち着きを得ます。
これが安定した自然体の姿勢です。
大切なことは、自然に体が脱力され、いつでも自由自在に動き転換できる姿勢でなければならないことです。


自 然 体

護身道には、鍵手構えがあります。構えは、手首を内側に折り曲げて作る。
手が力のぶつかりを転換させ円周の効果を生み出すだけに、鍵手の構えは護身道の大きな特徴となっています。

    
 鍵 手 構 え(正面)     鍵 手 構 え(横面)

1−2)体さばき/運足

歩 行

護身道の歩き方・足の運び方は、歩み足、すり足、交差足の3つに分類されます。

  • @歩み足=足を交互にだして進む歩き方。いわゆる普通の歩き方。
  • Aすり足=足の裏で地面をするようにして進む歩き方。
  • B交差足=正面を向いたまま横に動く時、左右の足が交差を繰り返しながら進む 歩き方。

※この中で、すり足と交差足は護身道では、大切な基本の歩き方です。

体さばき

前後左右、転換、回転など身体を自由自在に動かせることは、暴漢から身をよけたり、護身道の技の習得に大事なことです。実際には、種々多彩な動きがありますが、その基本となる次の8つの動きを「米字八法」として体操化、体さばき習得の便に供しています。

       
  • @前後/後進=イチで自然体から左半身で一歩前進、ニイ(後退)、サン(後退)、シイ(自然体に戻る)。ゴオ(右半身で一歩前進)、ロク(後退)、シチ(後退)、ハチ(自然体に戻る)。
  • A歩行/右行=イチ(左横へスライド)、ニイ(自然体へ)、サン(右へスライド)、シイ(自然体)、ゴオ(右へ)、ロク(自然体)、シチ(左へ)、ハチ(自然体に戻る)。
  • B斜め左/右前=イチで左足を踏み出し右足を添わせながら体を開く、ニイ(自然体に)、サン(右足を踏み出し体を開く)。
  • C斜め左/右後=前項に続き5〜7呼称でカットのように左右斜め後に体を開く。

※上記の足の運びは次のカットを参照。

 

構え/運足

鍵手構えを保持しながら、前進、後退、90度転換、180度転回など自由自在に動き回れるように構成されています。


1−3)手/腕の使い方

相手の急所に打撃を与えて怯んだスキに逃げれば身を守れます。
徒手であってもその時、武器の代わりをするものとして手、足、肘などの部位があります。

手の部

  • 正拳 = 四指を小指の方から握り、親指を人差し指と中指の上から握り締めた拳。
  • 裏拳 = 正拳の裏側、甲の部分の人差し指と中指の骨頭を使う。
  • 手甲 = 手を軽く開き、甲の部分全部を使い、目潰しに使う。
  • 掌底 = 平手の手首に近い内掌を使い、顎などを攻撃する。
  • 平手 = 五指を開いて、内掌全てを使う。
  • 手刀 = 五指を開き、小指丘の外側を刀に見立てて使う。

腕の部

  • 腕刀 = 手首から肘までの小指側を刀に見立てて使う。
  •   = 肘の突起部分。鍛えなくても骨格上堅固な三角形をしているので効果は大。

1−4)足/膝の使い方

  • 足の甲= 股間をけり上げるのに使う。
  • 拇指級= 足の裏で正面のけりに使う。
  • カカト= 倒れた相手の上から踏みつけるように使う。
  • 足 刀= 足の小指から踵にかけての部分を刀に見立てて真横にけり込むのに使う。
  • 膝 頭= 股間当てに使う。骨格上堅固な三角形なので接近戦に効果が大。

1−5)受け動作

相手からの突き・けりの攻撃に対応する受け方は、力と力のぶつかりあいを避けた次の方式を採用しています。(名称と簡単な説明のみを列記します。)

  • 鍵 手= 相手の上段突き、中段突き、フック打ちなどに対応して当て技で反撃する。
  • 投げ手= 主に相手の中段突きに対応する受け動作で当て技、関節技などで反撃する。
  • 舞 手= 相手の上段突き、けりに対応するのに便利な受け技。
  • 流し手= 上段突き、中段突き、フック打ちなどに対応する。
  • 回し手= 主にけりなどに対応する。
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